やっぱりヘッドスパ好き

やっぱりヘッドスパが好き⑦

ヘッドスパサロン 美容室haruの杉山です。

久しぶりすぎる「やっぱりヘッドスパが好き」だいぶサボってた感が否めません・・・

⑦ですが、④の続きです。→やっぱりヘッドスパが好き④

前の勤め先のオーナーに独立することを告げ、着々と準備を続けました。小さなおうちサロン、やっとメニューにできるヘッドスパ、右も左もわからない美容室開業、でも私がお世話になってきた美容室だって最初はここからだったはず、大変なこともワクワクの方が大きくて頑張れました。

「ヘッドスパを絶対メニューに入れて、富士宮で一番のエイジングケアが受けられる美容室にしたいんです!」と、根拠もなく夢だけは大きい私の話を「応援するからね!」と、どこまで本気だろうって思っていただろうけど、そう言ってくれたミツイコーポレーションの村上さんに「そこまで本格的にやる気があるなら」と、EraLを勧めていただき、これは私にとって素晴らしい出会いになりました。

EraL(ヘッドスパ商品のメーカー)を導入するには課題がありました。全6回のアカデミーに参加、宿題と試験、仕事も家事もしながら静岡市まで営業後に通い、主人の頭を借りて毎日練習、そして合格点をもらいました。合格すると【キュアリスト】の認定がもらえます。EraLのヘッドスパはヘッドキュアといい、普通のヘッドスパとは違う、ワンランク上の特別なヘッドスパであることを意味し、その技術・知識を持つスパリストをキュアリストと呼びます。このキュアリストだけがEraLの商品と技術を提供することが許されるのです。

これでヘッドスパが提供できる!ほんとに嬉しかったです。EraL担当の西部さんと「ヘッドキュアの素晴らしさを伝えていきましょうね!」と握手をしたときは、まだ前の美容室に勤務中でしたが気持ちはharuのことでいっぱいでした。

メモラーブル小笠原さん、KIBAKKAWORKS福田さん、みとみ株式会社小野さん、との打ち合わせがほんとに楽しくて、専門知識が無い私に合わせてカウンセリングをしてくれて(←実はこのカウンセリングがめちゃくちゃ勉強になった)山積みのインテリア雑誌から好みのイメージに付箋を貼っていく作業から始まり、「この映画をイメージして欲しい」といって観てもらったり、詩をつくって「モンマルトルの日常」というイメージデザインをしてもらったり、とても丁寧に絶対いい美容室と家を造ろう!が形になっていく。始めて知る世界にたくさんの人が関わるお仕事なんだなと思うと同時に、たくさんの人が大事にharuを造ってくれるんだなと言うのが本当に幸せでした。だいぶワガママ言いましたけどね、誰よりも私、笑。

土地の斜度が問題になったり、地盤が硬すぎたり、構造がガラッと変わったり、壁のペンキを剥がして塗り直したり、ずーっと雨で工事ができなかったり、家具や漆喰を自分たちで塗ったり。特に最後のDIYは、仕事が終わってからの作業、今思うとよくやったし主人が大活躍してくれてありがたかったです。

こうして、こうしてみんなのおかげで完成に至り、2015年7月に引き渡しが無事に済み、8月6日美容室haruがオープンとなりました。オープン初日は、現スタッフの西島さんに手伝いに来てもらい、たくさんのお花やお祝いのメッセージをいただき今でも忘れられません。西島さんに「素敵なお店ですね、おめでとうございます」と言われ、このときはまだharuで働くことになるなんて思ってもなかったんだろうなって。私はこのときから、いつか西島さんとはまた一緒に働きたいなぁと思っていましたけどね。

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