ヘッドスパサロン美容室haruの杉山です。
私は聞きやすい話をすることがすごく下手だということに、昨日気づきました。
コミュニケーションが大事な接客業の美容師を20年以上も続けてきて、これはかなり致命的な事なのにも関わらず、何で気づいたのが昨日なんだろう、だいぶ遅い・・・と、自分にがっかりしました。
私には、こんな事が日常的にあります。
結論だけ話せばいい、と主人に言われます。目的、要件、そういうことですね。
なぜそうなったか、どうしてするのか、これをしなくてはいけない理由も、必要な範囲で伝えてくれればいいと。
私は物語のように全部を話してしまうんですね。
だから私の話から情景をイメージしてもらうことは得意かもしれません。
話が長いから、結局だからどうしたいの?どうして欲しいの?がぼやけてわかりにくい。
この話し方はどう考えても仕事向きではありません。
伝えたいことが多すぎるんですね。
でもほんとに相手に伝えたければ、わかりやすくまとめることが親切ですし、それが一番伝わります。
この話の本質は【思いやり】です。
長い話は聞いている人の時間も思考も奪います。これは本当に良くない。
少し訓練がいるかもしれませんが、話の目的だけをわかりやすく伝えられるようになりたいと思いました。
相手のことを考えて、相手のことを理解する。
そうありたいと思っていながら、こういう日常の出来事を通じて出来ないことに気づきます。
自分は親切のつもりで丁寧にした話が長いと、聞いている相手には何にも親切ではない事になってしまっている。
そこに気づいて、ごめんなさい・・・と落ち込む&反省。
そんな事がきっかけで、主人に「私の悪いところを全てあげてほしい」とお願いしました。
- 素直に聞かない
- わざわざ別の方向から話をもってきてややこしくする
- 頑固、思い込みが激しい
- 悪いことを想定しない、楽観的すぎる
- すぐ調子にのる
- 筋肉を使わない
私の機嫌を心配して普段言わないことを「言っていいんだよね?笑」って。
ちょっと楽しそうに話す主人にムッとするも、否めない。それに言えと言ったのは私なので。
反面、思い当たることばかりで、よく見てくれているんだなぁとも、感心しました。
最後に「悪いとこがあっても直せばいいんだし、根本的には良い人だから、大丈夫だよ」と主人。
慰めも忘れないとこがやさしい。
自分の悪いところに向き合うのは楽しくはないですが、これによって人の気持ちを悪気無く害するのはもっと嫌なので、ちゃんと認識しておこうと思います。誰かの目から見た自分の悪いとこを知る事も必要ですね。そこをはっきり言ってくれる人は愛ある人だと思っているので、そういう人が周りいてくれることは幸せなことです。
いろんな事があり外や遠くには行きにくい状況ですが、そういうときは「内省の時間」自分と向き合う時間を作るときです。体が外に向けられないときは、心を内に向けてみると、今しか出来ないことが見えてきます。やるべき事は「相手を大事に思っているからこそ、わかりやすく伝えること」そこが私の課題のひとつだと思うのです。