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人生を飛躍的に面白くする、選択肢から難しい挑戦を、自ら選ぶ

ヘッドスパサロン美容室haruの杉山です。

先日、建築家の安藤忠雄氏の講演会がありました。

ご本人にお会いできると楽しみにしておりましたが、コロナのこの状況下でオンラインで開催されることになりました。

『青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方である』

『年を重ねただけで人は老いない、理想を失う時に始めて人は老いる』

初めにサミュエル・ウルマンの青春について語り、今なお自身が青春の只中であると、いつまでも青いりんごであれという、可能性を探求し続ることの重要性を、これまで築いてきた建築とそのストーリーを聞かせてくれました。

ある建物、こんなとこに(結構な斜面)に建てようとしないなぁとだれもが思うだろう。大阪の職人の町の育ちの気質か、元ボクサーなのもそうなのか、とにかく果敢!ないものは自分で作ればよい、言うほど簡単でないのは明らか。できるかできないか、ギリギリにいるからこそ出てくるアイディア。挑戦するときは、いつも難しい方を選んでいこうと決めている、と。建築家というか、冒険家に見えてくる、笑。難易度の高い挑戦は、新しい取り組みをする理由になると、それをワクワクしながらやってきたことが、今の実績であり青春であり続けている理由なんでしょうね。

『リーダーはありえないものを、ありえるようにしていく』

想像力と実行力を一体化していくこと。そのための発想力と強い意志を持っての持続力。楽しみながら仕事をするのだけど、それにはリーダーの責任感と勇気が必要だと。答えの導きだせないものへの取り組みや、海外に出ていくことに対して消極的になってきている人が増えていると感じているそう。情報ですべて知った気になっていても、動いてみると思いもよらないことが起こったりするもの。情報ですべてをクリアできた気になってると、こんなはずじゃなったと思った通りにならないことへの対応力が弱くなってしまい、そこで進めなくなってしまう。これは経営者になってすごく実感している。まさに今コロナにより、経験のない、前例のない選択に日々迫られているのだから。どう乗り越えていくのか、自分のできること、haruの存在意義、自身の仕事の大義、想像力・発想力・実行力どれもまだ未熟な私も、持ってるもの総動員して考えている中でのこの話は、コロナであってもなくても大事なことだと気づかされました。

『お金の価値で決めるのはそろそろやめよう』

ひたすら働くだけだと感性が鈍る、と語る。好きな仕事をできている人は、あまり多くない前提で、ということでしょう。自然とともに生きていくこと、物質ではなく心でつながっていく世界にしていくことが理想と。お金があってもなくても、そこを価値に優劣をつけるのではなく、自由に自分らしい生活を選択できる世の中に、それを尊重しあえる人間関係を築いて行けたらとてもいいだろうなと思いました。「自分らしさ」はharuがお客様に向けて大切にしているテーマでもあり、とても共感しました。

『美しいものを一生懸命探す、現実を目の当たりにして考えること』

感性を磨き続けるためのアドバイス、これは光栄なことに私の質問に答えてくれた内容です。(私の質問を選んでくれた高須賀さんに本当に感謝、光栄なことでうれしくてPCの前で大興奮でした。)美しいものは心に残る、そして人の心に残る仕事をしていかなくてはいけないと話してくれました。今回「仕事をつくる」という本が参加特典としてあり、私の履歴書というサブタイトルにあるように、これまでの人生や仕事を綴った内容でした。自身で切り開き、掴み取り、築き上げたその繰り返し。エネルギッシュな内容の本は、面白くて一気に読んでしましました。

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好奇心が人を巡り合わせ、夢が人を繋げていく「この人おもしろそう」と思われることで広がっていくご縁と仕事。自分のことにも置き換えてみたらワクワクしました。こうして安藤忠雄氏の講演を聞く機会をいただけたこと、好奇心がさらなる好奇心につながること、企画、主催いただいた神田昌典先生にも心より感謝を。素敵な時間の共有をありがとうございました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

杉山かおり公式

haruで繋がる全ての人を幸せにしたい。
自分らしくを大切に、未来の貴女は今よりもっと美しい

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