ヘッドスパサロン美容室haruの杉山です。
haruオリジナルメソッド、ヘッドキュア(haruキュア)のスクールを始めました。
これから美容室オープンに向けて、ヘッドスパのメニューは絶対に入れたいと思っていたのと、それには必ずharuのヘッドキュアがいいと決めていた、ということで大阪から富士宮まで習いに来てくれました。
富士宮は新幹線の駅がないので、隣の富士市の東海道新幹線、新富士駅まで私が迎えに行きます。渋滞を見越して早めに出たら、早く着きすぎてしまうという張り切りようです。
こうして自分がやってきたことが、いろんなカタチで必要とされ役に立てることが、本当に幸せだなと思います。遠方から富士宮まで学びに来てくれた彼女に、私の中にある知識や技術は、限られた時間の中でできるだけ詰め込んで渡したいと思いました。
教える事は、私にとっても学びです。技術指導って、躓くところに個人差があるので「難しい箇所」は人それぞれなのですね。スタッフもそうでした。なんで出来ないのか、その都度探って解決していきます。
他にも発見が。「出来る」と思って練習すると、出来るようになるのです。あたりまえのことのようですが、躓いたときに「出来ない」と言いながら練習する人がいますが、出来ないって言いながら(もしくは思いながら)やると、出来ないこと確認しているような練習になってしまうので、出来ない理由を探してしまいます。結果、出来ない理由が見つかり、だからしょうがない、と。
でも、出来ると思って練習すると「どうしたら出来るか」に向かうので、探しているうちにだんだんコツを得て、いつのまにか出来るようになっていたりします。この時の最初の「できた!」がすごく大事だと毎回思います。このちいさな「できた!」を大切に、何回も繰り返すうちに、本当に出来るようになり、もっともっと体が覚えるくらい繰り返し練習すると技術は身につきます。
ヘッドキュアを教えていていつも思うのは、この「できた!」の共有がすごく嬉しいということです。もちろん出来るようになった本人が一番嬉しいのは間違いないのですが、出来るようになってくれるというのは、教える側もとても嬉しいのです。彼女が帰ってから送ってくれた「たくさん練習します!」というLINEに、私も今から次回が楽しみです!
さて、アイキャッチの写真のポーズが気になっているかと思います。「これは何をしているところ?」って、どう見ても練習ではなさそうですよね・・・背中の施術がなかなか上手くいかずに、イメージの話をした結果「持ち上げて投げ飛ばそうと思う!」という方向性のおかしな話に、笑。あまりにも面白いので大笑いしながら写真を撮った一枚です。
勉強中の笑いも大事です。真剣に練習しているといつの間にか体が力んでしまい、変なところに力が入ると上手く出来ないし、体を痛める原因にもなります。疲れていても練習の効率が悪いです。そういうときは、笑ってリラックスです。実際、ヘッドスパは施術中に施術者もリラックスしていることは、かなり重要なことです。
楽しく学ぶは、私のモットーです!自分もそうだったし、習いに来てくれる人にもそうであって欲しい。そしてみんながもっとヘッドスパを好きになってくれたらいいなと思っています。