ヘッドスパサロン美容室haruの杉山です。
続きになります。
前回を読んでいない方はこちらからどうぞ。
~睡眠~
睡眠時間は7時間が健康的と言われます(個人差・見解の違いで諸説あると思いますが)。睡眠も上手にとれないと免疫力が下がってしまう原因になります。haruのお客様でも、睡眠に悩みのある方は少なくありません。一方、よく眠れる、寝付きが良くなるなどの快眠方法も、数多くあります。朝日を浴びる・寝る前にTVやスマホを見ない・ハーブティーを飲む・アロマを焚く・・・自己流の快眠術も、聞けばたくさん出てきそうですね。ここではできるだけシンプルな方法を、理由を添えてオススメしたいと思います。
深部体温を下げる
深部体温とは体の内部の温度をいい、人には皮膚表面から体内の熱を逃がすシステムがあります。それが働くと深部体温が下がり、それに伴い休息状態になり眠りについていきます。深い睡眠の時ほど、体温は大きく低下します。深部体温の熱を逃がしているのは、主に手と足です。子供が眠くなると手が温かくなるのは、こういう機能が働いているからですね。冷え症さんだと熱の伝達がうまくいかず、深部体温が逃げにくいので、なかなか寝付けないと言われます。
寝る1~2時間前に、38~40℃のお風呂に、10~20分ゆっくりつかる
この体の機能をうまく利用して眠りやすくするには、まず深部体温を上げることです。体が温まって末梢血管が広がると、手足からの熱放散がスムーズになります。冷え性さんは靴下をはいて寝る方もいますが、熱を逃がしにくくなるので寝るときには脱いだ方がいいです。
また、ぬるめのお湯は自律神経の副交感神経が優位になり、心身がリラックスできるという効果もあります。
入浴は体をきれいにするほかにも、たくさんの健康や美容にいい効果がありますので、上手に使いたいですね。入浴中のセルフヘッドスパ(頭のマッサージ)もとってもいいですよ。
あと何かプラスするのであれば、筋肉を緩めるストレッチをするのもいいでしょう。
皆様の睡眠の悩みに、少しでもお役に立てたらうれしいです。お風呂にゆっくり入るというのは一石二鳥も三鳥も、いいことだらけです。好きな入浴剤・シャンプーなどお好きなもを持ち込んで楽しんでください。
最近は身体的な疲れより、脳や神経的な疲れの方がストレスを感じやすい傾向にあると思います。精神的な疲れの場合、体を動かすというのは、とても良いストレス解消になります。
最近運動していますか?
次回はオススメの運動の話をしたいと思います。