ヘッドスパ大好きなスパニスト、杉山かおりです。
2023年スタートしましたね、すっかりブログをサボっていたことは、しれっと知らないような顔しておきます。
同時に迎えた【ヘッドスパサロン美容室haru富士店】のオープン。テナントでの個室サロンはハードルだらけでした。
1店舗目は自宅兼店舗で理想通りのアトリエサロン、2店舗目は土地から購入して140坪の敷地内で0から4室の個室型サロンと自由に作ってきたため、枠や構造がすでに出来上がっているという状態にあるのは、こんなにも大変なんだと初めて知りました。
普通は逆なんだろうなって思うことがあります。まずはテナント、上手くいったら2店舗目、最終的に自分の最高に理想的なアトリエサロンを作り、そこで美容師をする。もうこのあたりからして｢絶対好きなものから食べ始めるタイプだよね～｣って感じです。最後に食べにくいものが残る…なんか殻付のエビとかカニとか、これ剥いて食べると手が汚れちゃうよね、みたいなの。｢美味しいってわかってるんだけどね｣って。
よくわからない例えで、だいぶ逸れてしまったけど。なんか今回は｢そういうのにも挑もう！｣みたいなチャレンジ精神があって、いい感じに難題が降りかかってきてくれたようになって、いつもなら｢えー、めんどくさいからやりたくなーい｣ってなっちゃうようなことも｢どうにか方法があるんじゃないか？｣という考えに。
成長した？（まだ疑問形です、笑）
今回の難題を紹介します。
難題1、水道管が細い。市に申請をお願いして外回りの水道管工事から必要、もちろん大家さんの承諾も。
難題2、奥に長い構造上、個室面積を確保すると、廊下が狭すぎて機材が個室に入らない。
難題3、屋根裏倉庫があるので、水道管を通す床上げをしなくてはいけないのに天井は変えられない。
難題4、トイレの場所は動かせない。
難題5、引き渡しは年内で！とお願いしたので期限が短い。
その他、このご時世で材料が揃うか、年末の繁忙期に職人さんの予定はどうか、基礎、梁、筋交いの場所も考慮しないといけないので、あれこれ打ち合わせを重ね、そんな難題を乗り越えて今の店舗が出来上がりました。引き渡しの日に、お世話になった小笠原さんと小野さんの心の中では、大歓声があがっていたことでしょう。やっとおわったぁ！！！！！！と。
今回もデザインメモラーブルの小笠原さんと、みとみの小野さんのコンビです。デザインっておしゃれにするためにお願いすると最初は思っていましたが、実は｢どうやって問題解決をするのか？｣ということがメイン。なので経験と知識が必要だし、要望を聞き取る傾聴力も、ものすごく必要。特に小笠原さんは細かいし、良く現場に来てくれる、絶対手を抜かない、納得する理由が見つかるまで考える、そんな方なので一緒にお仕事するとその姿勢が本当に勉強になります。
そんな丁寧な仕事がモットーの小笠原さんを、今回は相当急かしました。｢やればできるんじゃんってわかっちゃった、笑｣って最後は笑いに持ってく小野さん。急かしてごめんなさいに｢いやいや、依頼もらってやったー！頑張るぞって思いましたよ｣って、優しさ。とにかくお世話になりっぱなしの2人に感謝がつきません。もちろん、関わってくださった職人さんたちにもです。haruは一見シンプルですが、細かい職人技が随所に光るサロンです。
恒例のように出店となると大活躍してくれる主人にも、最大級のありがとうを。内装業なのですが、その他にもいろんな仕事やサポートを繁忙期の12月にしてくれて、とっても助かりました。
建築業だけでなく美容室ももちろん繁忙期、そんな中たくさん時間を作って練習に来てくれた、新人スタッフの山河さんにも感謝です。職場変えるって勇気いりますよね、でもヘッドスパがやりたいと言ってharuにきてくれた事、本当に嬉しく思います。早く慣れて楽しくお仕事できますように！
このブログを書いてる今日は天赦日＆一粒万倍日という幸運日！5日にオープンしてお祝いにいただいた、たくさんお花やメッセージのおかげで、とても幸せな気持ちの今日、私はこのまま大好きなヘッドスパをやっていっていいんだよ！と神様から許可をもらえたような気がしました。
こうしてharuは進んでもいますが、8月に決めたテーマは「原点」。原点回帰のこのテーマを決めてから、やりたいことが湧き上がってきています。そして、その頃から想いは全く変わっていないことにも気づきました。なので元旦から叶えるための管理課題をたてて壁に貼りました。8年前のあのとき｢やりたい｣と思った願いを、クオリティー上げて、今の私だからできるカタチで。動き始めてますよ！
2023年のharuもお楽しみに。皆様にとってもぴょぴょーんと飛躍の卯年になりますように！
個人的な計画としては、やったことないことチャレンジをしたい、ということでパラグライダーで空を飛んでみたいと思っています。たぶん、飛べると思います、笑。
本年も宜しくお願い致します。
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