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私が息子に思うこと~子供は何を学ぶべきか~

ヘッドスパサロン美容室haruの杉山です。


母の日でしたね、いかがお過ごしでしたでしょうか。私も一応「母」ですが、やっていることが世間一般の母親とは、だいぶイメージが違うと思います。でも息子が大好きで、元気にすくすく育って欲しいという思いは、周りのお母さんと同じだと思っています。私が子育てで何よりも大事にしていることは息子の「個性」です。【誰もが天才だ。しかし魚の能力を木登りで測ったら、魚は一生、自分はだめだと信じて生きることになるだろう】これはアインシュタインの言葉です。天才を天才にするか、ダメな人にするかは、それを測る物差しの正しさが大事です。それって一番近くにいる親がまずそのことを知ることが最初じゃないかなっていうのが私の子育て論です。

私が子供に何を学んで欲しいと思っているか、その答えは【自分】です。いろんな勉強や体験を通じて、自分を知って欲しいと思っています。誰よりも自分が自分のことをよくわかっている、この大事さは私は大人になってから知りました。

適材適所と言われますが、誰がその人が適していると判断して、そこへ置くのか。他人が受け持つのなら相当相手のことを理解してくれている人でなければ、そんな選択できません。だから自分から「自分はこういう人間です」というアピールをした方がいいのですが、これは自分の事を良く理解した上で、なおかつ「言語化」するという能力が必要です。自分を知る、自分を語れる。これが出来たら人生の課題を結構クリアできているんじゃないかと思うくらいです。就職の面接なんかはすごく有利でしょうね。それだけはっきり自分から言われたら、会社とのマッチングは簡単だと思います。これがやりたい!ではなく、これができる!という主張なのですから、会社側も必要かどうかもわかりやすいし、不要の判断も早いでしょう。そもそも不要な面接に行くことすらないかもですね。

自分を知ることについて、細かいことを言い始めたら書き切れないと思うのですが、まず今の自分についての観察から始めたらいいと思います。どういうときにどんな感情になるのか、好きなこと、嫌いなこと、夢中になってしまうこと、こうなったらいいなって思うこと。ちょっとめんどくさいですが、子供にはたくさんの時間がありますし、初めての経験に憶測無く挑めますから感情も素直です。嫌なことの落ち込みからの復帰も子供は早いですしね。いろんな観点で大人になってからやるより効率がいいと思います。

子育てで親が教えてあげられることなんて、ほんとにわずか。子供にしたって言うことなんて聞きませんし、結局自分で納得しないと理解しない上に、行動に繋がらない。私の役割は自分の個性に気づけるような経験、体験からたくさんの学びがありますように。と、願うのみ、笑。

母親のやるべき事を最大限縮小化したスタイルの母をさせてもらっています。その中でも大切なことは必ず伝えていこうと決めています。魚が木登りさせられないように。息子には自分の最高の得意分野を全力で楽しみながら輝ける人生を送って欲しいと思っています。